SDGsで変える未来
  担うのは私たち

「誰一人取り残さない」。 持続可能な未来を創るため、国連はSDGsを掲げました。 しかし、SDGsは「目標」にすぎません。貧困・差別・温暖化・・・世界の「今」を映し出すドキュメンタリーは訴えかけます。この現実を変え、未来を創るのは、我々「一人一人」である、と。

解説

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

持続可能な社会の実現のため、
世界が取り組む行動計画です

SDGsは2030年に向けた「17の目標」(貧困・福祉・教育・気候変動など)。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択されました。日本政府は2016年12月に実施指針を策定し、国内の自治体や企業も取り組みを進めています。

各目標をクリックすると詳細を表示します。

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • SDGsアイコン
Documentary

ドキュメンタリー作品

  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう

CO2削減の舞台裏を知る10分

地球に良いこと

地球に良いこと 作品サムネイル
Director 土生田晃
土生田晃

環境を守るべきか。経済活動を優先すべきか。国際NGO『WWFジャパン』の職員 "小西雅子"は日々、答えのない答えを探していた。そんな折に訪れた「温室効果ガスゼロ」の機運。このチャンスを逃すまいと奮闘する小西の明かされることのない交渉の舞台裏に迫った。

  • 「パリ協定」における 2030年までの温室効果ガス排出削減目標
  • 2020年12月25日 「2050年カーボンニュートラル」宣言を受けて 経産省の「グリーン成長戦略」」策定
  • 「パリ協定」における 2030年までの温室効果ガス排出削減目標

いま「2050年カーボンニュートラル」が、世界の潮流になっています。2050年までに脱炭素社会を実現し、温室効果ガスの排出を「実質ゼロ」にするという目標で、すでに世界の125カ国以上が表明。日本でも2020年10月に菅義偉首相が宣言しました。 そして、その実現のための中期目標が、「パリ協定」(2016年発効)で各国に求められている、2030年までの排出削減目標です。世界では欧米を中心に削減率引き上げの動きが加速しており、日本でも菅首相が2021年4月、「2013年比で26%削減」としていた目標を「46%削減」に引き上げました。

  • 2020年12月25日 「2050年カーボンニュートラル」宣言を受けて 経産省の「グリーン成長戦略」」策定

このように、脱炭素化の機運が高まる国際社会のなかで模索が続く日本。経産省は、これをむしろ経済成長の機会と位置付け、重要14分野の「グリーン成長戦略」(2020年12月策定)を打ち出し、産業政策として後押ししています。

作品へのコメント

青柳仁士

青柳仁士

一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事/元国連職員

世界のSDGs潮流を動かす大きな力として、アドボカシーやロビイングと呼ばれる活動があります。日本では活発でなく一般に知られていませんが、SDGsゴール13の気候変動をテーマにその実態を垣間見ることができます。地球規模の気候変動と日本の産業存続との対立を例に、SDGs実践の最大の難所である正義のぶつかり合いという膠着状況が鋭く描かれています。SDGsにイノベーションが必要と言われるゆえんが理解できます。

江守正多

江守正多

国立環境研究所地球システム領域副領域長/社会対話・協働推進室長/東京大学総合文化研究科客員教授

環境NGOという存在は日本ではよく知られておらず、「なにかにつけて反対している、うるさい人たち」みたいな認識の人も多いでしょう。実際には、彼ら彼女らが膨大な情報を収集し、議会などで論理的に主張してくれるおかげで、社会が産業の論理だけで動くのを食い止めています。気候変動対策で社会が大きく動く今、ますます重要な役割です。その代表的な一人である小西さんの仕事ぶりと素顔を観て、この重要な仕事の存在を認識してください。

  • 12 つくる責任つかう責任
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 2 飢餓をゼロに
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 2 飢餓をゼロに

中山間地域の未来を考える10分

「おすそわけ食堂 まど」持続可能な街づくりへ22歳の挑戦

「おすそわけ食堂 まど」持続可能な街づくりへ  22歳の挑戦 作品サムネイル
Director 今治建城
今治建城

過疎化が進む高知・香北町で、この春大学を卒業したばかりの陶山智美が、フードロスを活用した「おすそわけ食堂 まど」の開店準備を進めていた。余った農作物の「おすそわけ」を通じて地域住民が繋がり、地域の持続可能性を模索する彼女の挑戦を追った。

  • 高知県の過疎地域の高齢者比率の推移
  • 2016年度 自治体を通して地方創生事業を支援する「地方創生推進交付金」創設
  • 高知県の過疎地域の高齢者比率の推移

「おすそわけ食堂まど」が開店した高知県の中山間地域では、過疎化・高齢化が深刻になっています。県のデータによると、県内の過疎地域の人口は1960年から半減。高齢者比率についても、県全体で32.8%(全国2位)とただでさえ高いのが、過疎地域では41.7%と加速度的に上昇しています。

  • 2016年度 自治体を通して地方創生事業を支援する「地方創生推進交付金」創設

もちろん、これらは地域特有の問題ではなく、全国的な課題です。国土の約7割、人口の1割強を占める中山間地域の人々の生活をどう守るか。全国の自治体で地域コミュニティづくりや産業育成の模索が続いています。そのキーワードのひとつが「地方創生」。2016年度に始まった国の地方創生推進交付金は、地方に移住して就業・起業する人たちへの支援金制度などを通して中山間地域の再生に取り組んでいます。

作品へのコメント

生田研一

生田研一

文部科学省ユネスコ協力官(SDGs教育担当)

「(食材を)くれた人の心を感じられて、その良さを感じてもらえる場所をつくりたい」という言葉にあるように、誰かの宛先のない「心・思い」を料理にして、訪れた誰かに伝えていく。そして、それが地域のために何かをしたいと考える人々の思いをつなぎとめる。若き女性が素朴に、率直に感じた問題意識を「ジブンゴト」としてとらえて行動することにより、それまで地域になかった(なくなっていた)持続可能なつながりを生み出していく。

枝元なほみ

枝元なほみ

料理研究家 /認定NPO法人 ビッグ・イシュー基金 共同代表/ 一般社団法人 チームむかご代表

私がキャベツだったら、陶山さんたちに料理してもらいたいな。ドアを開けるときについ「ただいまぁ」と言ってしまいそうな「おすそわけ食堂まど」。キッチンからは、「おかえりぃ」の言葉が返ってきそうだ。地域の人や地元の食材が集う、<食卓>から繋がっていく。そのことの大切さを教えてもらいました。「ごちそうさま!」

  • 2 飢餓をゼロに
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 15陸の豊かさも守ろう
  • 2 飢餓をゼロに
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 15陸の豊かさも守ろう

畜産で巡る村の循環を知る10分

村で生きる

村で生きる 作品サムネイル
Director 小林瞬・中村朱里
小林瞬・中村朱里

阿蘇の雄大な草原が広がる熊本県産山村。人口1400人余りのこの村に、名だたるシェフから注⽂が絶えない"赤身肉"を追求する牛飼いの親子がいる。霜降り肉が評価されるいまの時代に逆行しながら、村の草原を守る地域循環型の畜産に挑戦する親子の物語。

  • 肉用牛(繁殖)の放牧頭数の推移
  • 2021年5月「みどりの食料システム戦略」策定、中長期の農業ビジョンのなかで放牧による環境負荷減に注目
  • 肉用牛(繁殖)の放牧頭数の推移

放牧によって肉用牛を肥育する「あか牛」などの伝統的な飼育法は、持続的な畜産の手法として改めて注目されています。放牧地の土が草を育て、それを牛が食べ、その牛の排泄物が土を肥沃(ひよく)にする――こうした循環型の畜産は、舎飼いよりも格段に飼料の国内自給率を高め、飼育コストの削減、さらには労働負担の軽減にもつながります。しかし、現在、国内で食べられている牛肉のうち「あか牛」は1%未満(「和牛」全体は16%)。放牧された肉用牛は、全飼養頭数の2割弱に過ぎません。

  • 2021年5月「みどりの食料システム戦略」策定、中長期の農業ビジョンのなかで放牧による環境負荷減に注目

いま世界の畜産は、やみくもに生産量拡大を目指した時代から、SDGs貢献を重視するフェーズに移っています。日本でも、2050年に向けた農業ビジョン「みどりの食料システム戦略」(2021年5月策定)で、「放牧を主体とした省力的かつ環境負荷の低い家畜の飼養管理技術の普及」を謳っています。

作品へのコメント

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

舞台となる阿蘇山のふもとの村は、その伝統的農業や生物多様性、その保全と持続的な活用を図る取り組みが評価され、 2013年に国際連合食糧農業機関(FAO)によって世界農業遺産に指定された地域です。牛飼いの家族が育てる「あか牛」は在来品種という希少な種類であることに加えて、「え、こんなに!」というくらい手間ひまかけて牛を育てていきます。牛をただ飼育するだけではなく、野焼きなど地域の里山の環境を維持する取り組みは、次世代に継承したい、大切な大切な、農業の「未来」です。

君島佐和子

君島佐和子

フードジャーナリスト/辻静雄食文化賞専門技術者賞選考委員

和牛1頭が出荷されるまでに与えられるコーンや穀物は約5t。そのほとんどを輸入に頼っているのが現実だ。そんな中、在来のあか牛を阿蘇高原での放牧と地場産飼料で肥育する井信行さん・雅信さん親子。「牛は草で作る」をモットーとするその肉は赤身で、霜降りの黒毛に市場価値は遠く及ばないが、肉に精通するシェフからの支持は熱い。地域資源を生かし、環境を守り、牛本来の生態を尊重する、これからの和牛飼養のモデルと言える。

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 1 貧困をなくそう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 1 貧困をなくそう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

技能実習生との共生を探す10分

The Land of Hope技能実習生と社長の約束

The Land of Hope技能実習生と社長の約束 作品サムネイル
Director 岸田浩和
岸田浩和

北海道千歳市の久健興業は、ベトナム人技能実習生24名を受け入れている。 社長の山口さんは彼らに向き合い「低賃金で都合の良い労働力ではない」と気づく。 「絶対に幸せにしてやる」と宣言した社長らは、実習生との働き方を模索しながら、 遂に目標を見つける。

  • 外国人実習生の「コロナ解雇」 
  • 「特定技能制度」
  • 外国人実習生の「コロナ解雇」 

外国人技能実習制度は、「国際貢献」の一環として発展途上国から労働者を最長5年間受け入れ、日本の技術や知識を学んでもらう取り組みで、1993年に始まりました。全国の実習生は約41万人(2019年末)で、5年前の約2.5倍。その半数強がベトナム人です。しかし実態は、「安い労働力」として不当に扱われるケースも多く、出入国在留管理庁によると、2018年には約9000人が失踪。コロナ禍の影響では、4953人が職を離れました(2020年11月現在)。

  • 「特定技能制度」

少子化が続く日本にとって、労働力の確保は大きな課題です。2019年には、人手不足の深刻な産業で外国人労働者を受け入れる特定技能制度が新設されましたが、実績は低調。SDGsの観点からも、日本が“外国人労働者から選ばれる国”になることが求められています。

※1 2020年11月27日現在
※2 新型コロナ感染症拡大の影響で、実習実施者の都合で技能実習が中止された実習生の数(出入国在留管理庁調べ)

作品へのコメント

青柳仁士

青柳仁士

一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事/元国連職員

日本の貧困や不平等を考える全ての人が知るべき外国人技能実習生問題。制度の歪、お金を巡る感情、雇う側と雇われる側の利己心といった生々しさを隠さず表現しつつ、実体験から得た希望と、気持ち一つで新しい解決策を見出そうとする社長の思いが伝わってきます。国境や言語を越えた人と人との共感がSDGsの目指すディーセント・ワーク(やりがいのある仕事)の原点であることを、地方の小さな会社を舞台に教えてくれる秀逸な作品。

斉藤善久

斉藤善久

神戸大学大学院国際協力研究科准教授/NPO法人日越ともいき支援会顧問/NPO法人日越交流センター兵庫顧問

外国人技能実習生が「低廉な使い捨ての単純労働力」として雇用されている限り、この制度は日本の企業や社会にとって単なる延命措置にしかならないし、実習生やその送り出し国にとっても一時的な出稼ぎの手段としてしか機能しない。「国際貢献」はこの制度が掲げるフィクションだが、敢えて実現を目指すことが、案外お互いのWin-Win、持続的な発展を導いてくれる鍵なのかもしれない。これは、そんな可能性を見せてくれる作品です。

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任

消費社会と向き合う10分

若さとモデルとサステナビリティと

若さとモデルとサステナビリティと 作品サムネイル
Director 小西遊馬
小西遊馬

テラスハウスで一躍有名になった"長谷川ミラ"はSNSを活用し自身の服飾ブランドを立ち上げた。しかし衣料業界の闇を知り販売を中止。「サステナブルな服を作ろう」そう挑戦は始まったが、現代社会と自分自身の持続可能性を両立することは簡単ではなかった。

  • ファッション業界の水消費量(年間)
  • 「ファッション協定」
  • ファッション業界の水消費量(年間)

ファッション業界は世界で2番目の汚染産業——いま、国連貿易開発会議の指摘がファッション業界を揺るがしています。2000年からの14年間で衣料品の生産量が倍増するなか、紡績や染色の工程で毎年、500万人の生存を可能にする930億立方メートルもの水を消費。毎秒、ゴミ収集車1台分の繊維が廃棄されています。労働搾取の問題もなくなっていません。

  • 「ファッション協定」

こうした問題意識が世界的に高まるなかで、ファッション業界の大量生産・大量廃棄の流れは転換を迫られています。2019年のG7サミットでは、世界のハイブランドやファストファッションが参加して、環境負荷低減に向けた国際的枠組み「ファッション協定」を発表。“サステナブル”であることがブランド価値に直結する時代を迎えています。

作品へのコメント

加治慶光

加治慶光

シナモンAI 取締役会長兼チーフ・サステナビリティ・デベロプメント・オフィサー(CSDO) 鎌倉市参与

“modern slavery=現代奴隷”という言葉をご存じだろうか。調べてみてほしい。フィルムの原点は長谷川さんのプロフェッショナリズムとピュアな感受性とのギャップだが、このテーマは解決されるべき課題として全世界で共有されているものだ。目の前の仕事に真摯に向き合うこと。見過ごせない真実に立ち向かうこと。どう折り合いをつけるのか? われわれ一人一人に投げかけられた真剣かつ純粋な問いがここにある。

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

「服を通じて社会課題を考える」。サステナブルな商品をどのように選ぶのか、消費者として私たちは毎日たくさんの選択肢を突きつけられれています。正しい消費とは何か、そもそも正解はあるのか。考え、悩み、行動する長谷川ミラさんの姿は、消費者であるすべての人に「あなたも当事者であり、『知ること』『考えること』『選ぶこと』で社会を変えられるんだ」ということを教えてくれます。

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう

音のない世界を知る10分

You are Art

You are Art 作品サムネイル
Director 伊藤詩織
伊藤詩織

生まれつき耳の聞こえないヒーローは母親の猛特訓により口話を身につけ「普通の学校」で育った。そしてひょんなことから舞台で主役になり、俳優、ダンサーの道を志す。「自分らしく生きられるように」ヒーローが手探りで見つけてきた「普通」の壁への挑戦とは。3

  • 就職した職種別にみた聴覚障がい者の職場定着率(1年後)
  • 障害者基本法の改正
  • 就職した職種別にみた聴覚障がい者の職場定着率(1年後)

国内に約29万7千人いる聴覚障がい者には、「コミュニケーション」の壁が常に立ちはだかります。障害者職業総合センターの報告書によると、一般企業に就職した聴覚障がい者の3~4割が1年以内に離職。その大きな要因となっているのが、やはりコミュニケ―ションの問題です。

  • 障害者基本法の改正

聴覚障がい者の多くは、相手の口の形を読み取る口話法のほか、手話、筆談、補聴器などを場面によって使い分けています。とくに手話については、国際的な動きと連動して、国内では2011年8月に手話を「言語」として明記した改正障害者基本法が公布。いま全国の自治体で、手話の普及を進める手話言語条例を制定する動きが広がっています。地域や学校などあらゆる場所で手話を使った意思疎通を可能にすることで、聴覚障がい者が心豊かに暮らせる共生社会を目指しています。

作品へのコメント

生田研一

生田研一

文部科学省ユネスコ協力官(SDGs教育担当)

「聞こえる人に対して憎しみみたいな気持ちを持っていた。チャンスをくれなかったから」。この言葉は、耳が聞こえないことを真に障害たらしめているのは、耳が聞こえる人が持つ「偏見」だという指摘である。そして、「私は私」と思うことで、他者を許すことができたと続ける。「誰一人とり残さない」ためには、1人ひとりが抱える多様な「普通」を、1人ひとりが想像し、尊重することが必要だと改めて気付かせてもらえました。

青柳仁士

青柳仁士

一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事/元国連職員

「言葉を見る」という感覚が分かる人は多くないでしょう。私たちは全員が同じ世界に住んでいますが、知覚している世界は一人一人違います。自分と同じものを相手も見ているという誤解が、差別や争いの種になります。人間の持つ想像力だけが、SDGsの掲げる多様性や平和というゴールや誰一人取り残さないという理念を実現できること、そして、極端に違う見方はアートやイノベーションの宝の山であることを教えてくれる作品です。

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

女性が担う寺の進化を考える10分

TEMPLE WOMEN800年を繋ぐお寺の女性たち

TEMPLE WOMEN800年を繋ぐお寺の女性たち 作品サムネイル
Director 山崎エマ
山崎エマ

京都で800年の歴史を持つ宝蓮寺を未来へ繋ぐ3人の女性の物語。次期住職の師恩と婚約し初めて寺に入る晴香。師恩の母であり、代々男性が継いできた寺を継承する坊守・和美。そして次世代の寺の在り方を問う師恩の姉・阿梨耶。それぞれの葛藤と輝きを見つめる。

  • 教師数(僧侶など)の男女比 ※主要10宗派” 12000人の画像
  • 2018年 WFB世界仏教徒会議日本大会で 「SDGsの実現」を盛り込んだ 「東京宣言」採択
  • 教師数(僧侶など)の男女比 ※主要10宗派” 12000人の画像

いま日本のお寺は岐路を迎えています。文化庁の宗教年鑑(2019年版)によると、全国の仏教系寺院の数は76,872。そのうち20,000以上のお寺が、後継者不足などで住職がいない「無住寺院」であるといわれています。主要10宗派の僧侶ら「教師数」は約91,000人で、20年前から約12,000人減少。女性は1割程の約9,500人にとどまっています。

  • 2018年 WFB世界仏教徒会議日本大会で 「SDGsの実現」を盛り込んだ 「東京宣言」採択

人々の生活とお寺の関係が希薄になっていくなか、危機感を強める仏教界は、仏教の教えとSDGsの親和性に注目し始めています。全日本仏教会は、2018年11月に開催したWFB世界仏教徒会議日本大会で「東京宣言」を採択し、そのなかで「SDGsの実現を支援する」と宣言しました。いま仏教界でも「ジェンダー平等」が大きな鍵になっています。

作品へのコメント

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

800年続くお寺を存続させる。とてつもない歴史の重圧を感じながら次世代の若者が悩み、考え、行動する姿は静謐(せいひつ)で、そして美しい。
お寺で女性が「住職の奥さん」という役割だけを期待される時代は終わった。
意志を持って学べば、ジェンダーの垣根を越えて、お寺で主体的に活動することができる。新しいお寺の在り方を考えさせてくれる作品です。

西永亜紀子

西永亜紀子

SDGsおてらネットワーク代表/築地本願寺SDGsプロジェクトチームリーダー

800年続くお寺の坊守(住職の配偶者)としての役割は、想像以上のプレッシャーがあります。しかし同時に、この「800年」という事実は、何物にも代えがたい地域の財産でもあります。住職一家、門信徒、地域が一体となって守り続けてきた「宝蓮寺(ほうれんじ)」という財産を、若い世代が継承してゆく物語。連綿と続く歴史の重みと新しい感性が交わり、この先どのようなストーリーを紡いでゆくのか、今後もそっと見守りたくなるような映像です。

  • 1 貧困をなくそう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 1 貧困をなくそう
  • 10 人や国の不平等をなくそう

孤独と共生について考える10分

The Last Mile 最後の1マイル

The Last Mile 最後の1マイル 作品サムネイル
Director 深田志穂
深田志穂

NPO法人「山友会」は、40年近く東京・山谷を拠点に路上生活者を支えてきた。路上生活者が直面する孤独と現実、そして支援者の奮闘を描く。会の代表でカナダ人のルボ・ジャンさんと元・路上生活者の間に刻まれた絆とは?

  • 2008年「年越し派遣村」の社会問題化
  • 相対的貧困率「15.4%」※厚労省「2019年国民生活基礎調査」より
  • 2008年「年越し派遣村」の社会問題化

近年の日本の貧困問題は、1998年にベストセラーとなった経済学者・橘木俊詔氏の著書『日本の経済格差』を機に注目され、2008年のリーマンショックによる派遣切りを契機とした「年越し派遣村」で大きな社会問題となりました。

  • 相対的貧困率「15.4%」※厚労省「2019年国民生活基礎調査」より

厚生労働省の調査によると、日本の相対的貧困率は15.4%(2018年)、国民のおよそ6人に1人が、年間127万円(等価可処分所得の半分)を下回る所得で生活しています。この数字は1985年の12%から緩やかに上昇していて、厚労省はその要因として、高齢者世帯や一人親世帯のシェア増加を挙げています。経済協力開発機構(OECD)の調査でも、先進国で日本の貧困率は上位。日本社会において「貧困」は、ますます身近な問題になっているのです。

作品へのコメント

青柳仁士

青柳仁士

一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事/元国連職員

「自分でできなくなったら終わり」 ― 手伝いを拒否し、覚束ない足取りで自転車を押す路上生活者の方の姿から、終わりと背中合わせの貧困状態と、それを知りながら誰かを頼ろうとも思わない孤独な心境が痛切に伝わってきます。「助けが必要な孤独な人を誰かが気に留めて、社会を創ってあげなければいけない」というジャンさんの想いと行動は、SDGsの掲げる「誰一人取り残さない」という理念の本質的な意味を教えてくれます。

大西連

大西連

認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長。政府のSDGs推進円卓会議構成員。

東京山谷。そこは、戦後の復興を支えた日雇い労働者の街。簡易宿泊所が並び、野宿する人の姿も多い。また、現在は、高齢の生活困窮者が多く住む街でもある。
この街で彼らとともに生き、一緒に時を重ねてきた、「山友会」とその代表のジャンさん。コロナ禍でより「孤立」し行き場を失くした人たちと、それを支える人たちの姿から、支援とは何か、SDGsが目指す「誰ひとり取り残さない」をどう実現するのかを問いかけられる。

  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 10 人や国の不平等をなくそう

暗闇の中から光を見つける10分

SunCatchers【バリアフリー版】

SunCatchers【バリアフリー版】 作品サムネイル
Director 伊藤詩織
伊藤詩織

4年前に突然視力を失った石井さんは、光のない世界での新しい生活を余儀なくされた。幼い我が子の顔が見えなくなる、家の中でも自由に動けないなど混乱を乗り越えながら思い出したのは過去に体験した暗闇の中で視覚障がい者と出会い、体験する施設だった。

  • 視野の障害例
  • 2011年 障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)で「同行援護」制度創設
  • 視野の障害例

石井さんはフィルムのなかで、こう言います。「視覚障がい者という一つの言葉のなかに、すごいダイバーシティがある」。先天性と後天性。まったく見えない全盲、光は感じられる光覚、メガネをしても視力が弱い弱視、色の見え方が違う色覚異常。さらに、見える範囲が狭まる視野狭さく、視野の半分が欠ける半盲、歪んで見える変視症……。症状は多岐にわたり、それぞれが必要とするサポートは異なります。

  • 2011年 障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)で「同行援護」制度創設

日本の視覚障がい者は約32万人。それまで外出時に付き添うのみだったガイドヘルパーですが、2011年には、代読・代筆などもサポートする「同行援護」制度が整備されました。国の福祉サービスは少しずつ拡充されつつありますが、さらに多様な障がい者一人ひとりを“知る”必要があります。

作品へのコメント

生田研一

生田研一

文部科学省ユネスコ協力官(SDGs教育担当)

男性は「障碍者が持っている心のバリアがある」と語る。この気づきは、「(障碍者を含めた)誰もが、自身の立場・状況から考え、行動する」ことが、より人々が受け入れ合う社会を築くために重要だということ。そして、(ラストシーンで述べられる)「手の届く範囲の笑顔を守る」ことが、そのための大切な最初の一歩であり、「(多様な)不平等の是正」を含めた「誰一人取り残さない世界」の実現のために必要なアプローチでもあるだろう。

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

突然視力が失われた石井さん。石井さんの語りは、私たちの誰もが病気やけが等で「当たり前」と感じていた日常が変わるかもしれないこと、そしてその時に社会や家族が寄り添い、必要な時に手を差し伸べることがインクルーシブな社会につながる、ということを教えてくれる。誰もが"vulnerable" (ボーナブル、支えを必要とする)状態になり得る、それを差別でも区別でもなく多様性として受け入れることの意味を問いかける映像です。

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も

母親の進化を知る10分

私たちは、自分を否定しない

私たちは、自分を否定しない 作品サムネイル
Director 高島太士
高島太士

母親は、子供のために人生を生きるのか、自分の人生を生きるのか。自分を主語にして話せない、日本の母親たちが感じてきたジェンダーギャップ。いま、母親が変わろうとしている。あなたは自分を主語にして、ちゃんと話せる場所を持っていますか。

  • 管理職に占める女性の割合(日本)12%
  • 2015年 女性活躍促進法が成立
  • 管理職に占める女性の割合(日本)12%

安倍晋三首相は、2020年までに日本のリーダー層の女性割合を3割にすると宣言し、成長戦略の柱の一つとして「女性活躍」の旗を掲げてきました。2015年には、女性が働きやすい環境整備を企業などに求める女性活躍推進法が成立。しかし、いまも多くの女性たちが「ガラスの天井」を感じているのが実情です。

  • 2015年 女性活躍促進法が成立

国際労働機関(ILO)が2019年3月に発表した報告書によると、2018年に世界の管理職に占める女性の割合は27.1%。日本は12%と主要7カ国(G7)で最下位でした。さらに役員に占める女性の比率(2016年時点)となると、世界の平均約23%に対し、日本は3.4%と極めて低い数字となっています。

作品へのコメント

生田研一

生田研一

文部科学省ユネスコ協力官(SDGs教育担当)

作品に登場するコミュニティ活動の根底にあるのは、既存のシステム・規範・価値観が現状に合わなくなってきている、という問題です。時代とともに仕事・家族の在り方が変わるなかで、これまでの“母親像”に無理が出てきています。そうした問題意識を個人レベルで突き詰め、行動する。そして1人でできないことも、みんなの価値をつないでより大きな運動にしていく。それが、まさにSDGsなのです。

三輪敦子

三輪敦子

(一財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長/SDGs推進円卓会議構成員

母親にとって最も危険なのは「密室育児」。私自身の経験です。神話であるはずなのに私たちを縛っている「3歳児神話」。誰かの言葉がふっと気になる瞬間。母親らしさの呪縛。そんな思いを解き放ってくれるのは、安心して自分の気持ちを語れる「場」であり、同じ思いを共有する「仲間」の存在です。スイーツを楽しむ和みの時間が、「私」のしんどさ、厳しさ、悩みを自由に出せる場になり、「変えたいこと」を語り合える場になれば、きっと日本は変わります。

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

女性の孤独な闘いを知る10分

SHADOW PIECE

SHADOW PIECE 作品サムネイル
Director 後藤美波
後藤美波

60年代、オノ・ヨーコや草間彌生らとニューヨークの芸術運動に参加した塩見允枝子。「女性だから不利だと感じたことは一度もない。ジェンダーについて考えたことがない」と言う彼女には、子育てしながら必死に創作活動をつづけた過去があった。

  • ジェンダーギャップ指数ランキング 日本は121位
  • 1967年 国連の女性差別撤廃宣言
  • ジェンダーギャップ指数ランキング 日本は121位

塩見さんが世界に飛び出した1960年代、国連では女性の権利を確立するために女性差別撤廃宣言(1967年)が採択されました。それから半世紀、日本の女性たちは、まだまだ「格差」の中に生きています。

  • 1967年 国連の女性差別撤廃宣言

スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」が2019年12月に発表したジェンダーギャップ(男女格差)指数で、日本は前年から順位を11位落とし、過去最低の121位(153カ国中)となりました。これは先進国で最低水準です。指数は、「経済」「政治」「教育」「健康」の4分野における格差を分析したもので、日本は特に政治(144位)と経済(115位)の分野で世界水準から大きく取り残されています。

作品へのコメント

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

塩見允枝子さん本人は、フェミニズム運動に身を投じたわけではなく、自分ができる範囲で家庭とアートを両立させ、実践してきました。「継続することこそがフェミニズム」というメッセージには重みがあります働いていると、「出産・育児」や「家族」の問題で仕事を辞めるかセーブするか選択しなければならないときもあります。塩見さんの生き方は、その一つの回答だと言えるでしょう。

横田浩一

横田浩一

横田アソシエイツ代表取締役/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授

この作品は、塩見允枝子というアーティストの人生を描きながら、女性にとっての「仕事」と「家庭」の両立がテーマとなっています。監督の質問に対して塩見さんは、女性の代表としてではなく、すべて「自分が」という一人称で語っていたのが印象的でした。物事を「自分事」として捉えていることが、行動力につながる。そして、その強さがあるからこそ「アートには男も女も関係ない」と言えるのです。

  • 1 貧困をなくそう
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 1 貧困をなくそう
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう

家族との生き方を知る10分

DUMP MATSUMOTO

DUMP MATSUMOTO 作品サムネイル
Director チェンハンシン
チェンハンシン

悪役女子プロレスラーとして一世を風靡したダンプ松本さん。貧しい家庭や父との確執をバネにプロレスの道へ進みました。レスラーとしてデビューした当時は、「女性への偏見」が社会に蔓延していた時代。女性の枠に囚われない彼女が今思うことは--。

  • 「女性への偏見」を持つ世界の人々の割合 88%
  • 1985年 男女雇用機会均等法の成立
  • 「女性への偏見」を持つ世界の人々の割合 88%

ダンプ松本さんが活躍した1980年代は、世界の潮流に合わせて日本でも性差別撤廃の動きが進んだ時代でした。しかし、世間が求める“女性像”から離れることは、いまも簡単なことではありません。

  • 1985年 男女雇用機会均等法の成立

国連開発計画(UNDP)が今年3月5日に公表した「ジェンダー社会規範指数」では、世界人口の8割を占める75カ国・地域(日本を含む)を対象にした調査で、88%の人が女性に対して何らかの偏見を持っていることがわかりました。「男性のほうが政治指導者に向いている」と考える人が約5割、「経営者層に向いている」は約4割、「男性が妻に暴力をふるうことは正当だ」と主張する人も約3割いました。

作品へのコメント

大崎麻子

大崎麻子

NPO法人Gender Action Platform/公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事

可愛さ・健気さが売りのアイドルが席巻するTV界に現れたのが、強さ・破壊力を体現する女子プロレスラー。熱狂の立役者だったダンプさんのストーリーは、家庭内暴力が容認されていた昭和の家族像をなぞっています。DVという概念も、法律も、支援も無い時代。DVが子どもに与える影響など顧みられなかった時代。ダンプさん母娘はそんな時代を生き延びたサバイバーですが、改めて「家族の絆」の正体とは何かを考えさせられます。

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

「強い悪役」というダンプ松本さんの生き方は、女性はこうあるべきだというロールモデルを打ち砕く存在だったと言えます。人気が出れば出るほど、悪役レスラーとして社会から排除される。そのジレンマを抱える一方で、「強い存在」への憧れが、いまも女性ファンたちの心を捕らえています。そしてこの作品は、貧困家庭に育ち、“父の暴力”を憎んだ彼女にとって「家族の再生」の物語でもあります。

  • 島が全てを受け入れたー心を閉ざした青年が人口わずか82人の悪石島に移住し奇祭「ボゼ」役を担うまで
    • 11 住み続けられるまちづくりを
    • 3 すべての人に健康と福祉を
    • 11 住み続けられるまちづくりを
    • 3 すべての人に健康と福祉を

    Director/望月冬子

    島が全てを受け入れたー心を閉ざした青年が人口わずか82人の悪石島に移住し奇祭「ボゼ」役を担うまで

  • 「最高にオシャレな介護ケアブランドを」乳がんを乗り越えた若き起業家の挑戦
    • 3 すべての人に健康と福祉を
    • 8 働きがいも経済成長も
    • 3 すべての人に健康と福祉を
    • 8 働きがいも経済成長も

    Director/三宅流

    「最高にオシャレな介護ケアブランドを」乳がんを乗り越えた若き起業家の挑戦

  • 消滅危機のアイヌ語を守る 恋に落ちてアイヌ語講師になった男
    • 11 住み続けられるまちづくりを
    • 11 住み続けられるまちづくりを

    Director/山田裕一郎

    消滅危機のアイヌ語を守る 恋に落ちてアイヌ語講師になった男

  • ヒマラヤに棲む「天空のトラ」、その謎に迫る映像を独占入手
    • 15陸の豊かさも守ろう
    • 11 住み続けられるまちづくりを
    • 15陸の豊かさも守ろう
    • 11 住み続けられるまちづくりを

    Director/松原保

    ヒマラヤに棲む「天空のトラ」、その謎に迫る映像を独占入手

  • "心目(しんもく)"〜躍進する中国社会の片隅で、暗闇に光を見出そうとする人々の物語〜
    • 4 質の高い教育をみんなに
    • 10 人や国の不平等をなくそう
    • 4 質の高い教育をみんなに
    • 10 人や国の不平等をなくそう

    Director/山本妙

    "心目(しんもく)"〜躍進する中国社会の片隅で、暗闇に光を見出そうとする人々の物語〜

  • 「誰しもが難民になる可能性があることを知るべきだ」イエメンの未来を描いた青年が、韓国で直面する現実
    • 10 人や国の不平等をなくそう
    • 16 平和と公正をすべての人に
    • 10 人や国の不平等をなくそう
    • 16 平和と公正をすべての人に

    Director/久保田徹

    「誰しもが難民になる可能性があることを知るべきだ」イエメンの未来を描いた青年が、韓国で直面する現実

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企業の取り組み

社会を持続可能にする
世界のトレンド

SDGs達成に「投資」で貢献する

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connect by 大和証券グループ

環境・社会・企業統治を
重視する「ESG投資」

SDGsを達成するためのひとつの手法として近年、注目されているのが「ESG投資」です。
ESGは「環境(Environment)」「社会(Social)」「企業統治(Governance)」の頭文字を並べたもので、企業の環境問題や社会課題の解決に向けた取り組みを重視・選別して投資することをいいます。これからの企業に求められるのは「業績」だけではありません。私たちは、ESG投資を通じてこうした企業を応援し、SDGsの達成に貢献することができるのです。

「ESG投資」とは
「ESG投資」とは

世界で広がる「ESG投資」の機運

世界のESG投資投資残高

ESG投資は、世界的な潮流になっています。世界のESG投資残高は、2012年の約13兆ドル(約1430兆円)から2018年には約31兆ドル(約3410兆円)に増加(世界持続可能投資連合調べ)。また、世界の投資家が保有する総運用資産に占めるESG資産の割合も、欧州で約50%、米国で約25%になっています。投資を通じて世界を良くしようという考え方が、世界の大きなトレンドになっているのです。

世界のESG投資投資残高

その意識は、日本でも急速に広がりつつあります。
大和証券グループは、ESGに取り組む企業と、投資をしながら社会貢献をしたいと考えている人々を、金融を通じて結び付ける役割を担っています。

ESG投資とSDGsの関係
ESG投資とSDGsの関係

大和証券グループが掲げる『2030Vision』

大和証券グループが2021年5月に発表した経営ビジョン『2030Vision』が掲げるスローガンは「貯蓄からSDGsへ」。SDGsの実現に向けた資金循環の仕組みづくりに取り組むことを宣言しています。たとえば、大和証券グループが国内でいち早く、個人向けに取り扱ってきた「SDGs債」(SDGsに貢献する事業のために資金調達する債券)。グリーンボンド(環境問題)やウォーターボンド(水問題)、アグリボンド(農業問題)など、2008年に取り組みを始めて以来、国内市場の個人向け累計販売額は7,352億円(2020年3月末時点)にのぼり、国内シェアNO.1になっています。

これまでの投資先リスト そのほかの取り組み

多様化するSDGs債
多様化するSDGs債

こうしたSDGsに欠かせないESG投資について、ダイワインターネットTVでは「注目! 世界を変えるSDGs/ESG投資」と題して、大和証券チーフESGストラテジストがわかりやすく解説する番組を配信しています。

ダイワインターネットTV
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デジタル・ネイティブ世代の新しい「投資」

CONNECTとは?
CONNECTとは?

CONNECTは、大和証券グループがデジタル・ネイティブ世代に向けてつくった、新しい証券会社です。コンセプトは、「未来をつくる、1株と出会おう」。初めての人でも、スマートフォンにアプリをダウンロードして登録すれば、簡単に快適に取引ができる「アプリ証券」です。これから投資を始めてみようかなと考えている若い人たちに意識してもらいたいこと――。そのひとつが、投資先の企業がどのように社会課題に取り組んでいるか、というSDGsの視点です。

CONNECTオフィシャルサイト

CONNECTのサービス
CONNECTのサービス

CONNECTのサービスのひとつ「ひな株(単元未満株)」は、1株からの投資が可能で、気になる企業の株を少しずつ集める分散投資も簡単にできます。取引可能な銘柄は、300以上の国内有名企業。各社のSDGsの取り組みを調べてみることも、判断材料のひとつになります。

「ひな株」特設ページ

<参考資料・図表>

財務省広報誌「ファイナンス」2020年1月号(図表1、4、5)

日本銀行「ESG投資の最近の潮流」(P2図表2)

私たちYahoo! JAPANはSDGsの達成に向け、様々な取り組みを行っています。

基本方針 ‐重点課題と
数値目標・SDGsへの貢献‐

ドキュメンタリーを用いた探究教育プログラム 探究ステップゼロ

DOCS for SDGsでは、これまで中学・高校と連携して、ドキュメンタリー映像を用いたアクティブ・ラーニング型の教育プログラムを実施してまいりました。2021年度からは、中学・高校の探究学習カリキュラムを制作する株式会社トモノカイとともに探究学習の入門プログラムを開発。SDGsを意識したテーマで社会課題を見つめ、生徒が自らの感覚を自覚して「探究モード」へと切り替わるきっかけになる授業を実施することが可能です。

本プログラムは 50分×5コマ を想定しています

  • PHASE1

    感じたことを言葉にする

    感じたことを言葉にする

    決められた動画を視聴して、
    感じたことを言葉にする練習をします。

  • PHASE2

    自分で動画を選んで視聴する

    自分で動画を選んで視聴する

    社会課題を表した動画群のなかから選んだ動画を視聴し、感じたことを言葉にします。

  • PHASE3

    グループで改善に取り組む

    グループで改善に取り組む

    動画で感じた変えたいことの改善策をグループで考えます。

  • PHASE4

    他人に伝える表現を考える

    グループで改善に取り組む

    グループで考えた改善策を自由な形式の表現で制作します。

  • PHASE5

    発表で他人に伝える

    発表で他人に伝える

    グループ発表を行いフィードバックを実施します。

「探究ステップゼロ」の特徴

他の人に伝えるための表現を考えよう

!探究の入り口に立つための練習ができる

探究で求められる「課題設定」に必要な、自分の感覚に自覚的になる練習ができるようにワークを設計。 近年ビジネスでも注目を集める「アート思考」のアプローチを参考にしています。 多くの中学・高校での導入実績を持つトモノカイの探究テキスト制作の知見が生かされています。

!世の中にある“社会課題”について知る

ドキュメンタリー動画を社会課題ごとに整理してあるので、“社会課題”とはどういうものがあり、それぞれどのような課題なのかイメージをつかむことができます。

!発表形式は自由。とにかく表現できた時点でOK!

自律的に探究を進めていく「探究モード」となるために、まずは生徒が楽しんで取り組めることが重要。 発表形式はレポートだけでなく、さまざまな表現方 法を許容することで楽しく取り組むことが可能です。

ドキュメンタリー一覧

現在、探究ステップゼロで活用ができるドキュメンタリーの一部です。
ご相談は以下のフォームよりお問い合わせください。

探究ステップゼロについての
お問い合わせはこちら(外部リンク)

制作協力

國學院大學教授の田村学氏監修の『一生使える探究のコツ』シリーズなど、全国の中学・高校にて多くの教材導入実績を持っています。
詳しくはこちら(外部リンク)

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SDGsサポーター&エキスパート

supporter SDGsサポーター:SDGs全般に詳しい専門家

expert エキスパート:貧困、ジェンダーなどSDGs各ゴールのジャンルに詳しい専門家

About Us

私たちYahoo! JAPAN CREATORS Programは「人々の心を動かして、社会課題を解決する」をミッションにクリエイターの作品発信をサポートしています。ドキュメンタリーが描く社会課題を、SDGsが掲げる17の目標それぞれに呼応させて、DOCS for SDGsページで作品を発信していきます。

DOCS for SDGsは、UPDATE DOCUMENTARY PROJECT(以下UDP)から生まれました。UDPでは国境をも超えて時代に求められるドキュメンタリーの新しい形を、クリエイターとともに模索しています。

DOCS for SDGsは、大和証券グループ本社様よりSDGsの推進・啓蒙を目的として、提供いただいています。本企画で取り上げたドキュメンタリー動画はすべて、Yahoo! JAPAN CREATORS Programまたはクリエイター本人が編集権を持ち、責任を持って企画・編集を行っています。

Yahoo! JAPAN CREATORS Program はSDGsを応援します。
https://www.un.org/sustainabledevelopment/
※当サイトの内容は、国連によって承認されたものではなく、国連やその関係者、加盟国の見解を反映したものではありません。
国連広報センターのSDGs特集