Documentary

ドキュメンタリー作品

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任

消費社会と向き合う10分

若さとモデルとサステナビリティと

若さとモデルとサステナビリティと
Director 小西遊馬
小西遊馬

テラスハウスで一躍有名になった"長谷川ミラ"はSNSを活用し自身の服飾ブランドを立ち上げた。しかし衣料業界の闇を知り販売を中止。「サステナブルな服を作ろう」そう挑戦は始まったが、現代社会と自分自身の持続可能性を両立することは簡単ではなかった。

ファッション業界の水消費量(年間)
「ファッション協定」

ファッション業界は世界で2番目の汚染産業——いま、国連貿易開発会議の指摘がファッション業界を揺るがしています。2000年からの14年間で衣料品の生産量が倍増するなか、紡績や染色の工程で毎年、500万人の生存を可能にする930億立方メートルもの水を消費。毎秒、ゴミ収集車1台分の繊維が廃棄されています。労働搾取の問題もなくなっていません。

こうした問題意識が世界的に高まるなかで、ファッション業界の大量生産・大量廃棄の流れは転換を迫られています。2019年のG7サミットでは、世界のハイブランドやファストファッションが参加して、環境負荷低減に向けた国際的枠組み「ファッション協定」を発表。“サステナブル”であることがブランド価値に直結する時代を迎えています。

作品へのコメント

加治慶光

加治慶光

シナモンAI 取締役会長兼チーフ・サステナビリティ・デベロプメント・オフィサー(CSDO) 鎌倉市参与

“modern slavery=現代奴隷”という言葉をご存じだろうか。調べてみてほしい。フィルムの原点は長谷川さんのプロフェッショナリズムとピュアな感受性とのギャップだが、このテーマは解決されるべき課題として全世界で共有されているものだ。目の前の仕事に真摯に向き合うこと。見過ごせない真実に立ち向かうこと。どう折り合いをつけるのか? われわれ一人一人に投げかけられた真剣かつ純粋な問いがここにある。

長島美紀

長島美紀

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

「服を通じて社会課題を考える」。サステナブルな商品をどのように選ぶのか、消費者として私たちは毎日たくさんの選択肢を突きつけられれています。正しい消費とは何か、そもそも正解はあるのか。考え、悩み、行動する長谷川ミラさんの姿は、消費者であるすべての人に「あなたも当事者であり、『知ること』『考えること』『選ぶこと』で社会を変えられるんだ」ということを教えてくれます。

SDGsで変える未来
  担うのは私たち

「誰一人取り残さない」。 持続可能な未来を創るため、国連はSDGsを掲げました。 しかし、SDGsは「目標」にすぎません。貧困・差別・温暖化・・・世界の「今」を映し出すドキュメンタリーは訴えかけます。この現実を変え、未来を創るのは、我々「一人一人」である、と。

解説

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

持続可能な社会の実現のため、
世界が取り組む行動計画です

SDGsは2030年に向けた「17の目標」(貧困・福祉・教育・気候変動など)。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択されました。日本政府は2016年12月に実施指針を策定し、国内の自治体や企業も取り組みを進めています。

各目標をクリックすると詳細を表示します。

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • SDGsアイコン
Education

教育プログラム

ドキュメンタリーを用いた探究教育プログラム 探究ステップゼロ

DOCS for SDGsでは、これまで中学・高校と連携して、ドキュメンタリー映像を用いたアクティブ・ラーニング型の教育プログラムを実施してまいりました。2021年度からは、中学・高校の探究学習カリキュラムを制作する株式会社トモノカイとともに探究学習の入門プログラムを開発。SDGsを意識したテーマで社会課題を見つめ、生徒が自らの感覚を自覚して「探究モード」へと切り替わるきっかけになる授業を実施することが可能です。

本プログラムは 50分×5コマ を想定しています

  • PHASE1

    感じたことを言葉にする

    感じたことを言葉にする

    決められた動画を視聴して、
    感じたことを言葉にする練習をします。

  • PHASE2

    自分で動画を選んで視聴する

    自分で動画を選んで視聴する

    社会課題を表した動画群のなかから選んだ動画を視聴し、感じたことを言葉にします。

  • PHASE3

    グループで改善に取り組む

    グループで改善に取り組む

    動画で感じた変えたいことの改善策をグループで考えます。

  • PHASE4

    他人に伝える表現を考える

    グループで改善に取り組む

    グループで考えた改善策を自由な形式の表現で制作します。

  • PHASE5

    発表で他人に伝える

    発表で他人に伝える

    グループ発表を行いフィードバックを実施します。

「探究ステップゼロ」の特徴

他の人に伝えるための表現を考えよう

!探究の入り口に立つための練習ができる

探究で求められる「課題設定」に必要な、自分の感覚に自覚的になる練習ができるようにワークを設計。 近年ビジネスでも注目を集める「アート思考」のアプローチを参考にしています。 多くの中学・高校での導入実績を持つトモノカイの探究テキスト制作の知見が生かされています。

!世の中にある“社会課題”について知る

ドキュメンタリー動画を社会課題ごとに整理してあるので、“社会課題”とはどういうものがあり、それぞれどのような課題なのかイメージをつかむことができます。

!発表形式は自由。とにかく表現できた時点でOK!

自律的に探究を進めていく「探究モード」となるために、まずは生徒が楽しんで取り組めることが重要。 発表形式はレポートだけでなく、さまざまな表現方 法を許容することで楽しく取り組むことが可能です。

ドキュメンタリー一覧

現在、探究ステップゼロで活用ができるドキュメンタリーの一部です。
ご相談は以下のフォームよりお問い合わせください。

探究ステップゼロについてのお問い合わせはこちら(外部リンク)

制作協力

國學院大學教授の田村学氏監修の『一生使える探究のコツ』シリーズなど、全国の中学・高校にて多くの教材導入実績を持っています。
詳しくはこちら(外部リンク)

About Us

私たちYahoo!ニュース エキスパート「ドキュメンタリー」は「人々の心を動かして、社会課題を解決する」をミッションにクリエイターの作品発信をサポートしています。ドキュメンタリーが描く社会課題を、SDGsが掲げる17の目標それぞれに呼応させて、DOCS for SDGsページで作品を発信していきます。 本企画で取り上げたドキュメンタリー動画はすべて、Yahoo!ニュース エキスパートまたはクリエイター本人が編集権を持ち、責任を持って企画・編集を行っています。

Yahoo!ニュース エキスパートはSDGsを応援します。
https://www.un.org/sustainabledevelopment/
※当サイトの内容は、国連によって承認されたものではなく、国連やその関係者、加盟国の見解を反映したものではありません。
国連広報センターのSDGs特集

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